夏休みの工作
チョット前の話になるが、ケンは夏休みの工作として「折り紙で作る『銀河鉄道』」を作成した。
ケンが一番好きなのは勿論「将棋」なのだが、次に好きなのが算数パズルと折り紙。
折り紙はケンの中では将棋より歴史が古く、幼稚園の年少の頃からやっていた。
最初は誰もが折る「鶴」などだったが、すぐに物足りなくなり、「もっと、いろいろなものを折りたい!」と言い始めた。
そこで、その希望に答えるために本格的な折り紙の本を買って与えたら、字も読めないのに絵を見ながら一人で折り続けた。
折っている時の集中力は凄まじく、隣で話しかけても全く聞こえない感じで、折り始めるとそっとしてあげていた。
最初に買った本格的折り紙の本は、
- 作者: 川崎敏和
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2006/12/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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26人の折り紙作家の144作品が掲載されているのだが、その中には有名なKawasaki Rose(川崎 敏和)も載っている。
ケンはこれらの作品を根気よく折り続け、今では30程の作品は本を見ないでも折れるようになった。
他のケンお気に入りの作品は、
かたつむり、かえる (伝承)
下駄 (津田 良夫)
孔雀、悪魔 (前田 淳)
日本犬 (吉澤 章)
愛の翼に乗って (Francis Ow)
Dragonfly (Robert J. Lang) など
以前、NHKの教育チャンネルで「ORIGAMIマエストロ」という世界中の折り紙作家とその作品を紹介する番組があった。(もちろん、ケンの「お気に入り永久保存版」として録画されている)
その中で、各国の折り紙作家が口を揃えて「尊敬する折り紙作家」として名前を挙げていたのが、日本の吉澤先生(故人)であった。
番組内で吉澤先生の創作風景も紹介されていたが、折り始める前に紙に向かって手を合わせていたのが印象的だった。
実は、よく買い物に行くお肉屋さんにはケンが折った鶏、牛、ブタが飾られている。
鶏を折る際には、なかなか鶏の折り方が掲載されている本が見つからず、やっと見つけた「ORIGAMI SCULPTURES John Montroll」の折り方も気に入らず、吉澤先生の「尾長鶏(雌)」の折り方を取り入れ、自分で改良して折っていた。
ケンに「折り紙と算数って、関係があるんだよ」と言ったら、「あぁ、わかるわかる」と言っていた。
家には「多面体おりがみ」の本もあるのだが、ケンは未だ手をつけていない。
bunpapaさん、ご指導お願いします!
はじめての多面体おりがみ (Heart Warming Life Series)
- 作者: 川村みゆき
- 出版社/メーカー: 日本ヴォーグ社
- 発売日: 2001/06/02
- メディア: ムック
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