文部科学大臣杯 小学校将棋団体戦 東日本大会

晴れて代表となることができ、東日本大会に参加した。


会場は東京夢の島にある「BumB東京スポーツ文化館」。
うねるような暑さの中、新木場駅から会場へ向かう。
3年前にも参加出来た。その時のメンバーは、主将がコウ、2将がケン、3将がM本くんだった。
今回は、主将がケン、2将がM本くん、3将がO賀くん。
前回は1勝2敗だったので、今回はそれ以上が目標。


出場校は32校。
我々は、朝、電車で移動して会場入りしたが、北海道、東北、北陸から参加された方々の多くは飛行機や電車で前日移動されたのではないかと思う。
改めて大きな大会なのだと実感。
中学校の東日本大会も同じ会場で同時開催された。中学の出場校も32校。
コウも中学の団体戦予選に出場したが、惜しくも最後の1局に負け、代表になれなかった。


会場に着き、子供達は学校の制服に着替える。
試合開始前に3人で円陣を組み、「頑張ろう〜、オゥ〜!」と気合いを入れる。
そして、会場に入るときに一礼。

左側が小学校、右側が中学校のブロック。


大会は各8校の4ブロックに分け、各ブロック内で3局対局。そして各ブロック1位の4校が全国大会への出場2校を目指して対局する。
持ち時間は各20分。それを使い切ると1手30秒の秒読み。
今回の大会にも「我が鰻支部」のお子さん達が参加しているが、bunpapaさん達の学校と同じブロックになってしまった。(結局は対局しなかったが)


1局目は東京の学校。
対局前に、相手の子が「棋力は?」とウチのチームに聞いていたが、すかさず、相手の主将が「聞いちゃダメ!先入観持つから!」と制していた。
傍から見ると何とも微笑ましい光景なのだが、当人達は真剣そのもの。既に勝負は開始されていたのだった。
対局が始まると、親たちは観客席からの観戦なので詳細は判らず。
対局開始2分程で2将の対局が終わった様子。んっ?どうしたんだ?ハラハラして見ていると、2将のM本くんがこちらに「マル」のサイン。
ほっと胸をなで下ろす。
O賀くんも勝ち、これで2-0。暫くしてケンも勝ち、3-0で1勝。さい先の良い滑り出し。


2局目は埼玉の学校。
観客席から見ていると2将の対局が終わった様子。M本くんのママは「こっち見ないから負けだ〜!」。
暫くして3将の対局も終わったようだ。O賀くんのママが聞きに行くと「0-2で負けです」。
う〜ん、残念!
残るケンはなかなか終わらない。周りには対局の終わった子達が集まる。
ときんの会でもお世話になっている「ドラの穴」の小島先生も傍らでジッと見ている。
ケンがコクっと頭を下げるのが見えた。あ〜、負けたか〜。
すかさず小島先生がアドバイスして下さっていた。ありがとうございます!
0-3で1勝1敗。気持ちを切り替えて、最後の対局頑張ろう〜!


3局目は福島の学校。
2将、3将ともに勝ち、チームの勝ちは決定。残るはケン。
対局者の主将は、1局目でbunpapa長男君(三茶で同じ教室に通っている)に勝った強敵。その対局を見て、ケンが「対局したい」と言っていた子だ。
なかなか終わらず、周りではこの後の指導対局の準備で机や椅子を動かしている。
子供や大人も傍らで見ているので、下に降りて見に行った。
う〜ん、押されているなぁ〜。
その後、手番がこちらに来れば勝てる、という所まで盛り返すも、そう易々と手番を渡してくれるような相手のはずはなく、負け。
2-1で2勝1敗。


ブロックでは8チーム中3位でした。東日本では12〜15位ということで、大健闘です。
よく頑張りました。
6年生のM本くんは、これで将棋を暫く封印して受験一色に。ガンバレ〜!応援してるぞ〜!


会場では勝又六段、飯島先生ともお話しすることが出来、また、鰻支部お好み焼「駒」の店長さんとも話すことが出来ました。


全国大会出場2校の中に大本命!(ちなみに大将はときんくん、つまり「鰻チーム」!?)が入った。
全国優勝目指してガンバレ〜!


帰りに左阿彌でスイーツを食し、充電。子供達はかき氷を食べて大満足。大人達もみつまめなどでホッと一息。
暑い、熱い戦いが終わったのでした。


大会に参加された関係者の方々、ありがとうございました!