第14回 京急将棋まつり  小学生将棋名人戦 中学生名人戦 横浜名人戦

8月8日から12日の5日間にわたり、上大岡の京急百貨店で将棋まつりが開催された。


この将棋まつりには4,5年前から参加している。
初めて参加したときは未だプロ棋士を直に見たことが無く、「ホントに同じ世界に住んでいるんだろうか?」位に思っていたので、
テレビや雑誌でしか見なかったプロ棋士の方々を間近に見られて、子供ならず親までも興奮したのを覚えている。
当初は、開催期間中毎日、オープンから終了まで居た。流石に親はぐったりなのだが、子供達は疲れ知らずで楽しんでいた。
ケンが松尾七段の指導対局を受けた際、「棋譜を取って」と言われたのに棋譜の書き方が分からずオロオロしていると、見かねた松尾七段が
「私が書きましょう」と言って下さり、指導対局をしながら棋譜も書いて下さった。


今年は1日目の京急小学生将棋名人戦にケンが、2日目の京急中学生名人戦にコウが、5日目の第77回横浜名人戦にコウとケンが参加した。


京急小学生将棋名人戦
クラスはS級(有段者)、A級(中級者)、B級(初級者)に分かれる。ケンはS級にエントリー。
先ず予選を行い、2勝で決勝トーナメントへ進出、2敗で敗退。
1局目は三茶教室の友達と同門対決(この友達は9月に研修会に入会した。ガンバレー!)。
ずいぶん粘っていたようだが負け。
2局目は勝ちで1勝1敗。次の対局に決勝トーナメント進出をかける。
3局目は大会などで何度か見かけたことのある東京の子。粘るも惜しくも負け。
決勝トーナメント進出ならず。残念。
この後、会場で井道女流初段にお会いしてケンの結果をお話しすると、「え〜!ケンくん負けちゃったんですか。強いのに。」と言って下さった。
結局、大会は同門のY永くんが準優勝。おめでとう!


京急中学生名人戦
クラスはA級(有段者)、B級(級位者)で、コウはA級にエントリー。
こちらも2勝でトーナメント進出、2敗で敗退。
2日目はコウ一人で会場に行ったので、以下、コウの報告より。
1局目は勝ち。2局目は相手の手の陰にあった持ち駒に気づかず負け。3局目は王手飛車を2回掛けて勝ち。
2勝1敗で決勝トーナメント進出。
トーナメント1局目。相振り飛車、先手が矢倉で仕掛けるタイミングを逃して負け。
当日の「加藤一二三九段の対局中挙手事件?」も目撃したそうだ。(これは羨ましい。私も見たかった。)


「第77回横浜名人戦
クラスはA、B、Cの3クラスに分かれる、大人も(というか大人中心の)参加する大会。
4勝0敗で予選勝ち抜け。1敗も出来ない。他に3連勝賞もある。
コウとケンはC級にエントリー。C級へのエントリーは98名。


ケン1局目:対戦者はテレビでもおなじみの女流アマの方。ケンの勝ち。
  2局目:相手の方が、頭を抱えながら悶絶する仕草がおかしくて、少し笑ってしまった。すみません。ケン勝ち。
  3局目:接戦となるが惜しくも負け。終局後に周りの方々に指摘され、勝ち筋があった。ケンはガックリ。
  4局目:こちらも粘るが負け。この対局の相手の方は、社会人団体戦の会場でも見かけた方だった。
      2勝2敗で予選通過ならず。
コウ1局目:しっかりと読み切り、勝ち。
  2局目:こちらも危なげなく勝ち。
  3局目:この対局も勝ち。3連勝賞獲得。あと1勝でトーナメント進出だ。
  4局目:粘るが惜しくも負け。トーナメント進出ならず。残念!
      3連勝賞は魔法瓶でした。


結局、トーナメント進出者は98名中7名。
コウが4局目で負けた相手の方が優勝、ケンが3局目に負けた相手の方が3位でした。


最後に「いつもの」将棋駒作製ブースに寄り、いろいろな駒を見させて頂く。
今年も盛りだくさんの将棋まつりであった。
この将棋まつりがこれからも続くよう、いちファンとして願っている。


postscript:
小学生将棋名人戦では、中学時代の同級生のママと遭遇。この前、同窓会でお会いしたばかり。http://d.hatena.ne.jp/HAL9000-esper/20120714/1342282190
お子さんが将棋をやられているそうだ。
また、同行されていた友達のお子さんは、幼稚園の頃、私の友人のアメリカ人に英語を習っていたことが判明。
どうやら世界は思っている以上に狭いようだ。